【継続は力なり】資産形成とは武田信玄…
皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーで住宅ローン借換え支援コンサルタントの三浦です。
先日の金融市場の乱高下で不安になられた方も多くおられるのではないかと思います。
それを受けて、8月7日に井藤金融庁長官が以下のコメントを発表しました。
「過去のデータを見ると、いつ積立投資を始めても一定のリターンは期待できている状況でもありますし、長い時間軸を持って投資に向き合っていただければと思います」
即ち、これは「資産形成には長い目で向き合ってほしい」ということです。
資産形成の三大原則として、「長期・分散・複利(または積立)」とも言われますが今回は「長期」と「複利」について、お話しします。
長期投資とは、資産を長期にわたって運用することです。長期投資のメリットは、投資期間が長くなればなるほど、投資の収益率が安定する傾向があると言われ、どんな時代の分散投資も、長期間続けることで平均的な収益率に回帰することは統計学の世界においても強く言われています。
そして、この長期投資に複利効果が加わるとパワーアップします!
単利と複利の違いを簡単に言うと、
単利: 元本に対してのみ利息が計算される。利息は固定され、時間が経つにつれて増加しない。
複利: 利息が元本に追加され、その合計に対してさらに利息が計算される。時間が経つにつれて利息が増加する。
そうです!長期で資産形成を行う最大のメリットはここにあると三浦は強く思っています!
単利と複利の違いについてイメージとして、下の図でも見ていただきたいですが、数字で例えて言いますと、仮に100万円を年率10%で運用していたとして、この100万円の30年後の将来価値は、単利運用ならば400万円ですが複利運用であれば1,744万円と4倍以上になります。
このように元本が雪だるま式に増えるので、時間をかけるほど急勾配で資産は増えていくので、あの「天才」と呼ばれたアインシュタイン博士はこう言ったそうです。
「複利は人類最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」
三浦は資産形成においてとても大切なのは「我慢」だと思います。
ちょっと下がったからと止めてしまったり、少し利益が出たから引き出して使う…。
こんなことをしていたら複利の効果は表れません。
ここはひとつ戦国時代最強の武将と呼ばれた武田信玄の心で…。
その心は?そうです。信玄の旗印に掲げた「風林火山」です!
風:長期による資産形成は効果で出るので思い立ったら「風」のように
林:市場の上下があっても「林」のように静かに時を待つ
火:資産形成のみに躍起にならず「火」のような燃え盛る心で人生を楽しむ
山:相場の動きに一喜一憂せず「山」のようにどっしりと構える
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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