【資材高騰の時だからこそ、新築住宅は●●を買うんです!】
皆さん、こんにちは!
「住宅ローン借換え支援コンサルタント」の三浦真也です。
ここ数年、建築資材の高騰が叫ばれていますよね。
データを見ても一目瞭然!
建設物価調査会「建設資材物価指数統計表」より
2015年から2022年までを見ても木造は33.8%、鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート造で30.2%増加しています。
建築資材価格の高騰要因として一般的に、ウッドショック、アイアンショック、ロシア・ウクライナ戦争、コンテナ料金の上昇、 円安、労働者の賃金の上昇などが挙げられますが、購入する側としては購入するのが困難になりますし、販売する側ももちろん売りにくくなっています。
それでも夢のマイホームが欲しい気持ちはかわらない…。
建築資材価格が高騰していても知恵を絞って少しでも安く購入したい…。
そんな時に三浦がおススメするのが
「建売住宅」なんです!
一般的に建売住宅とは、完成済みまたは完成予定の建物(住宅)と土地をセットで販売している住宅です。 分譲住宅は、分譲住宅地に複数建てられた建物と土地をセットで販売しているもので、建売住宅の一種ともいえます。
一方、注文住宅は、所有している土地や購入した土地に、建築工事を別に発注して自分好みの建物を建てる住宅を指します。
建売住宅を購入するメリットとしてよく挙げられるのが
「注文住宅に比べ低コストで一戸建てを購入できる」
「内覧をしてから購入できる」
「土地・建物が一括なので購入手続きがスムーズに行える」
「短期間で入居できる」
といったところでしょうか?
そして、建売住宅を購入するデメリットとしてよく挙げられるのが
「間取りや設備を自由に選べない」
「家の外観に個性を出せない」
ですが、建築資材が高騰している今はデメリットで挙げられた部分が価格を抑えることに貢献します。
「建売住宅はなぜ低コストなのか?」
理由は様々ですが、一つに「同じ資材を大量に仕入れる」からです
注文住宅は外壁・屋根・設備機器類など全てをお客様が選んだ独自のものになりがちなのでどうしてもコストがかかってしまいます。
その点、建売住宅であれば外壁・屋根・設備機器類など同じものを大量に仕入れます。
そうすると1つあたりの価格は下がってきますよね?
年間約4万棟を竣工し、北海道から沖縄県で営業活動を展開している建売住宅専門メーカーは自社で主要構造部を加工する工場を保有し、設備機器類においては設備機器メーカーの工場に自社専門の製造ラインを作ってもらい、そこで製造することで大幅に価格を下げることが可能になってきます。
まるでプリンや羊羹を同じ製造ラインで作ることで価格を下げる業●スーパーの住宅版のようですね。
しかし、1つの建築資材と4万の建築資材ではどうしても価格差がついてしまいますよね?
では、ここで注文住宅と建売住宅の価格差について見てみましょう。
このデータはフラット35を取り扱う住宅金融支援機構が2020年度におけるフラット35を利用して注文住宅と建売住宅を購入された方の平均価格を算出したものになります。
ここでは同じ九州圏内である福岡平均を例にしてみましょう。
福岡平均での注文住宅が4,339万円、建売住宅が3,139万円と1,200万円の価格差があります。
これを月々のお支払額で比較すると金利を固定金利1.9%、借入期間35年にて算出すると、注文住宅は月々141,518円、建売住宅は102,379円と約39,000円の価格差になります。
ここで私三浦が申し上げたいのは何が何でも建売住宅を購入したほうがいいと言っている訳ではありません。
「同じ資材を大量に仕入れる」
このことを押さえておけば、注文住宅を購入しても、中古住宅を購入してリフォームしても応用ができるはずです。
高くなるには高くなる理由が、安くなるには安くなる理由があります。
今は建築資材が高いからと諦めることなく、色んな方法を一緒に探っていきましょう!
この記事へのコメントはありません。