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皆さん、こんにちは!

「豊かなセカンドライフ(第二の人生)への伴走者」三浦真也です。

さて、第2回目の今回は「ご家族の思い出がたくさん詰まったお家を少しでも良い条件で売るには」というテーマで進めていきたいと思います。

1回目ではお住み替えをされる際の価格差についてお話ししました。

価格差を考えて、今のうちからしっかりと資産形成をしましょう!早期に住宅ローンを完済させましょう!と申し上げました。

そして、ここではもう一つのポイントとなるのがお家を「少しでも高く売る」ことです。

少しでも高くお家を売ることができたら、当然のことですが準備するお金が少なくて済みます。

では、どうやって少しでも高く売るのか?

色んな不動産売却サイトを見ると以下のようなことがよく書かれています。

●不動産の適切な売却相場を把握しておく

●査定は複数の不動産会社に依頼する

●内覧で物件の魅力を最大限にアピールする

●依頼する不動産会社を見極める

どれもその通りだと思いますが、今回は24年間不動産売買の第一線に身を置いてきた私三浦の経験から導き出した答えの一つが…。

お家を「大切に扱う」ことです!

新築住宅の場合は当然のことながら全てがピカピカです。

しかし、何十年も住んだお家はそんな訳にはいきません。

ここで私三浦が営業現場で得た一つの経験をお話しさせてください。

まだ、この業界に入ってそんなに経っていない頃、ある中古住宅の売買に携わりました。

駅に近い、築25年、3階建ての一戸建てです。

売主様のご職業はご主人が大学の先生、奥様が専業主婦でした。

大学の先生というとお堅い感じを思い浮かべるかもしれませんがご夫婦ともに喫茶店のオーナー夫婦を思わせるようなお洒落な雰囲気を漂わせる方でした。

そんな方のお家なので外観・内装ともに素敵な感じですが売りに出されている価格が周辺相場よりかなり高かったんです。

なので、内覧される方は多くても、長い期間成約までに至らず、売主様へ価格の見直しを提案しようとしていた矢先に1組のご家族がお見えになりました。

こちらのご家族は30代後半のご夫婦でご主人様は会社員、奥様は勤務医をされていました。お子様は小学校低学年を筆頭によちよち歩きの赤ちゃんまでいる4人兄妹でした。

お部屋をご覧頂いて、気に入られている感じはあるもののやっぱり周辺相場よりかなり高いから、これまで内覧したお客様同様、ご購入までには至らないんだろうな~ってことを私自身想像していました。

それがこのご家族、2度目の内覧で購入の意思を示されたんです。しかも周辺相場よりかなり高いことを承知で価格交渉もせず、満額で購入しますと…。

驚く私に買主様ご夫妻にこう言いました。

「三浦さん、売主様と2回お話しさせて頂くなかで素敵なお人柄に触れ、この方達が使っていたお家なら間違いないだろうと判断しました。そして、何よりお家を丁寧に使われていたことに心から感銘しました。だから、価格交渉をするのは失礼にあたると思ったんです」と…。

誤解のないように申し上げますが中古住宅の購入において、価格交渉をすることが失礼ではありません。売主様は少しでも高く売りたい、買主様は少しでも安く買いたい、そこの妥協点を見つけながら、安心安全なお取引きを行って、売主様買主様双方にご満足頂けるように動くのが不動産会社に課せられた義務です。

話は戻りますが買主様の意向を売主様にお伝えすると「とても嬉しいです。相場よりかなり高いのはわかっていたんですが、大切に使ってきましたし、家族の思い出を刻んだ自分達の城って気持ちもあり、どうしてもあの価格になってしまったんです。私達の思いを理解してくれた買主様に気持ちよくお譲りさせてください」と言われました。

売主様がお家を売主様買主様双方が気持ちよく売買できただけでなく、不動産営業マンとしての私もとても勉強になりました。

我々はただ家を売るだけでなく、お客様が刻んできた歴史や自分達の城に対する思いも背負って、売主様買主様に向き合わなければならないことを…。

私自身、不動産営業マンとして未熟な時期にこの経験ができたのはとても大きかったです。

それからはお客様が刻んできた歴史や自分達の城に対する思いを伝えながら、24年間この仕事をやってきました。

そのおかげで売主の奥様から「私がこの家を大切に守ってきた思いを三浦さんが理解し、お客様にしっかり伝えてくれた」と、買主様からは「こんな素敵な売主さんが大切に使ってきたお家を紹介してくれて本当にありがとう」と言われ、価格交渉もなく、売主様買主様双方から喜んで頂いたお取引きをたくさん経験することができました。

そんななかで強く感じたのはやっぱり「人」なんだなぁってことです。

自分達の城を大切に思う気持ちが次住まれる方にも通じて、城が引き継がれていく…。

皆さん、将来ご売却されることを前提としてお家を大切に扱うことではありません。

家族の思い出を刻んだ自分達の城だから大切に扱う…。

そんな思いの積み重ねが「豊かなセカンドライフ(第二の人生)」に繋がるはずです。

お家をきれいに保つ「七つの習慣」として、以下のことがよく言われます。

●無駄なものを置かない!

●今日できることを明日に引き延ばさない!

●頻繁にバスルームをクリーニング!

●部屋の掃除と一緒に、毎日換気する!

●汚れた皿をためない!

●洗濯物をまとめる!

●一括ではなく分割して掃除!

これらのことをこれからこつこつとやってみませんか?

そして、是非「豊かなセカンドライフ(第二の人生)」を一緒に実現していきましょう!

これから、ここで皆さんと「豊かなセカンドライフ(第二の人生)」実現に向けて、色んなお話しをしていきたいと思っています。

「こんなことを聴いてみたい」、「こんなことについて話してみたい」などありましたら、私三浦までご連絡ください。

じっくりとお話ししましょう!

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三浦真也

大分県宇佐市出身、5月5日で50歳になりました。家族は妻と息子(29歳)と娘(24歳)がいますが子供達は独立して今は妻と二人で仲良く暮らしています。以前は福岡市にある国...

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