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こんにちは、行政書士の坂本です。

私のブログでは、 相続の現場を知る行政書士として、

実際に私が関わってきた「相続の現場」で

感じたことをお伝えさせていただいていきます!

さて、、、平成27年から大きく変わった相続税制なども

1つのきっかけとなり、もはや他人事ではなくなった

「相続トラブル!!」

自分自身のことも含めて、「うちは大丈夫!」と

高をくくっている方が結構多いわけですが、

そんな方が多いにもかかわらず、

なぜ、相続トラブルが絶えないのか。。。

実は、、、

相続で揉める大きな原因は、

次の2つの要因なのです。

まず1つ目は、

「相続財産」の多くが土地や家屋など

不動産であること!

不動産は、一般的に分割しにくく評価も

難しいため、相続トラブルになりやすい

財産の1つなのです。「誰が相続するのか」、

それとも、、、

「売却するのか」など、相続人の生活状況や不動産 (実家の自宅など)に

対する思い入れは相続人によって様々です。

そのため、まさにこの「不動産の分割協議」こそが、

相続トラブルの大きな要因になることが多いのです。

そして 2つ目の要因、

それは、「してあげた」、「してもらった」といった「主張・感情のもつれ」

実は、 「結婚・マイホーム資金を援助してくれた」や、

「家業を手伝ってあげた」など、

「相続人がしてもらったこと、してあげたこと」の主張が、

相続トラブルの火種になります。

最近では、超高齢化社会を表象するかのように、「親の介護の負担割合」

を理由に相続が揉めることも多いようです。

「平等」や『不公平」といった言葉を盾に相続人(子供たち)同士が権利を

主張し、相続問題が解決するまでなんと!!!30年かかったという事例もあります。

「うちは大丈夫!」と高をくくっている方、、、

・不動産が絡んでくる場合、 相続トラブルの可能性は格段にあがります。

・親の介護の負担割合、、、今はお元気なご両親でも、

今後いつ介護が必要になってくるか誰にもわかりません。

今の健康なご両親(ご自分達)の状態だけを見て、

すべて問題なしと決め付 けて、打つべき時に何の対策も打っていなかったことが、

相続トラブルの本当の意味での始まりになりかねない、、、

ということに気づくこと、気づかせてあげることが 重要なのではないでしょうか?

今後も相続トラブルに発展しない為、

まさに「相続」が「争族」にならない為のヒントを

これからもどんどん発信していきたいと思います。

どうぞお楽しみに。。。

行政書士 坂本圭士郎

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坂本 圭士郎

立命館大学法学部卒業。豊和銀行勤務を経て、行政書士試験に合格。相続手続き を専門とした行政書士コリンズ法務事務所を設立。大分県内各地で、分かりやす く相続手続きのを伝...

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