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こんにちは!
ライフコンサルタントの日高です

今日は病気やケガで収入減を救う
社会保障制度をお伝えしますね!

最近、30代のがんの発症、
うつ病などの精神疾患の発症が
とても多くなりました。

(国立がん研究センター調べ)

医学の進歩で
ほとんどの病気が
早期発見することで、
治りやすくなった時代にもなったこともあり、

がんのサバイバーとして
活躍されてる方も多くいらっしゃいます。

「治る」と言われても、
そういった病気やケガで
一番心配なのは、治療中の
「お金」のことではないでしょうか。

実は、そんな不安を少しでも軽くできるような
上手に受給すれば、
2段階で受給できる社会保障制度があります!

しかも最近30代、40代でとても増えているメンタル疾患も対象です!

今日は、働けなくなった時に
受給できる国の保障のお話と
失敗しがちな要注意点をお届けします。

自分にはどんな保障があるかを
しっかり確認されてくださいね。

国の受給制度のほとんどは、
困った人の味方なのに、
申請がなければ受けられないものばかりです。

知らなければ損するばかり・・・。
上手に使えば収入無しを防げる
2つの制度とは

ズバリ!

「傷病手当金」と「年金」です!

病気やケガで働けなくなった時に
各けんぽより「傷病手当金」が出ることは
以前もお伝えしました。

1日当たりの支給額は
支給開始日以前の継続した12か月間の
各月の標準報酬月額
(お給料によって決められているバー)を
平均した額の3分の2が支給されます。

仕事を再開するまでに要した療養日数の中央値は、
短時間勤務での復帰の場合は80日、
フルタイムの場合は201日
(がんアライ部さん著)

傷病手当金は
最長1年半支給されます。

ただ・・・
1年半で復帰できればよいのですが、
その後も働けない日が続いた場合は
どうなってしまうのでしょうか・・・。

そんなときには、
もうひとつの制度が
支えてくれます。

それは、年金です。


年金には老後の生活を支えるだけでなく、
障害年金という側面も持っています。

病気やケガなどで一定の生涯が生じた際に
支給される障害年金は

病気による視覚障害や聴覚障害、
肢体不自由だけでなく、

がんやうつなどでの長期療養が必要となり、
働けなくなった場合などにも支給されます。

このがんやうつなどでも支給されることを
ご存知ない方もとても多いので、
もし万が一働けなくなった時には、
セーフテイネットとして
こんな制度もあるとお見知りおきください。

注意点は
どちらも「継続」ルールがあることと
対象者が被保険者であること

保険料納付が
「加入期間の3分の2以上納付や免除期間がある」
もしくは
「直近1年間に未納機関がないこと」が
要件になります。

なので、専業主婦さんなどで
被保険者期間がないと
対象外になることもあります!

また、がんに関しては
仕事を再開するまでに要した療養日数の中央値は、
短時間勤務での復帰の場合は80日、
フルタイムの場合は201日
(がんアライ部さん著)
のデータもあり、

がんやメンタル疾患を
治療しながら働き、
お給料を受給した場合は、
対象外になります。

そういうときには、
やはりがん通院治療などの民間保障を
考えられていいかと思います。

国の保障をしっかり知り、
そして手の届かないところは預貯金や
民間の保険でカバーしていく。

長い人生になりそうな私達は、
万が一の対策もしっかり打っていく必要がありそうです。

これからも、暮らしのサポーターとして尽力いたしますので、
なにかご質問やご相談があれば、お気軽にお申し付けくださいね!

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日高叔子

日高 叔子 子育て支援コンサルタント・ライフコンサルタント 元保育士・幼稚園教諭の経験をもとに子育て相談を受けていました。 お金の学びをしたときに、 家計を守るお母...

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