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住宅を所有すると必ず加入するであろう火災保険…。

 

しかし、この火災保険制度が現在、崩壊しようとしています。

 

今年、火災保険業界では「2025年問題」が囁かれています。

火災保険の「2025年問題」とは、

 

・大量の契約満期

2015年10月から2022年9月末までに10年契約で火災保険に加入した人々の契約が、2025年以降に順次満期を迎えます。

 

・保険料の上昇

10年前の保険料と比べて、参考純率(保険料の基礎となる料率)が大きく上昇しているため、契約条件によっては保険料が2倍近くになるケースも考えられます。

 

・契約期間の短縮

自然災害の増加により保険会社の長期収支予測が困難になったため、保険期間の最長が2021年10月から5年に短縮されました。

 

以上の問題です。

 

次に火災保険料を見直すポイントについて解説します。

 

・設定している保険金額を確認しましょう!

災害を受けた建物を再建するのに必要な「再調達価額」よりも保険金額が高く設定されていると、実際の災害時に受け取れない金額に対して保険料を支払っていることになります。保険金額を今一度確認しましょう。

しかし、近年は建築資材価格や人件費の高騰により、再調達価額自体が上昇傾向にあります。

そのため、逆に保険金額が実際よりも低く設定されているケースもあるので要注意です。

 

免責金額(自己負担額)を確認しましょう!

免責金額とは、保険金を請求する際に自己負担となる金額のことです。この金額を高めに設定することで、保険料を抑えることが可能になります。たとえば「軽微な修理やトラブルは自身で対処する」という気持ちがあれば、免責を1万円から5万円に引き上げることで、年間保険料が安くなるケースもあります。

 

 ・支払い方法を工夫してみましょう!

これは私もやっています。火災保険だけでなく全ての支払いをクレジットカード払いにすることで、クレジットカード会社のポイント還元を受けられる場合があります。通称「ポイ活」!

支払った保険料をポイント還元すればかなりお得になります。

 

火災保険は住宅ローン・固定資産税と並ぶ住宅関係における大きな出費であると同時に、固定資産税と同じく住宅ローン返済が終わってもずっと支払いが続くものです。

 

特徴を抑えて固定費を削減しましょう!

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三浦真也

1974年5月5日生まれ、大分県宇佐市出身、家族は妻と息子(30歳)と娘(25歳)がいますが子供達は独立して今は妻と二人で仲良く暮らしています。約24年間不動産業界に身...

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