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― おひとりさまが今、確認しておきたいこと ―

老後の不安は、「いくら持っているか」ではないのかもしれません。

本当の不安は、
“何かあったときに、ひとりで大丈夫か”
という気持ちではないでしょうか。

総務省が公表した2024年(令和6年)の家計調査によると、65歳以上でも資産の差は縮まっていません。貯蓄がほとんどない世帯がある一方で、4,000万円以上を保有する世帯も一定数存在しています。

老後に入れば横並びになる、という時代ではありません。

老後はリセットの時期ではなく、準備の差がそのまま表に出るタイミングです。

差は、どこで生まれるのか

では、その差はどこで生まれるのでしょうか。

特別な投資をしていたかどうかではありません。才能があったかどうかでもありません。

差は、特別なことをしていたかどうかではなく、小さな確認を続けていたかどうかでした。

物価が少し上がったとき。収入が変わったとき。年金見込額が更新されたとき。
その都度、自分の設計を見直していたかどうか。

物価は、気づかないうちに積み重なります

今は物価上昇局面にあります。年2%の上昇でも、10年続けば約20%になります。

例えば、大分市で一人暮らしをしている方の平均的な生活費は年間約167万円、月にすると約14万円です。もし年2%の物価上昇が続けば、10年後には約17万円近くになります。

差は月に約3万円。年間では約36万円。

現役で収入がある間は、大きな問題に見えないかもしれません。
しかし取り崩す時期に入ると状況は変わります。

支出は増え、資産は減っていく。
この二つが同時に進むとき、設計の違いがはっきりと現れます。

おひとりさまは「設計」がそのまま安心になる

おひとりさまの場合、この影響はより直接的です。
支える人がいない分、設計の精度がそのまま安心の差になります。

最後にライフプランを作ったのは、いつでしょうか。

もし3年以上前なら、前提条件はすでに動いているかもしれません。

安心は、貯蓄額そのものから生まれるのではなく、
「この設計なら大丈夫」と理解できていることから生まれます。

何かあったとき、
「私は確認している」と言える状態かどうか。

今の環境に合っているか、一度見直しされてみませんか。

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阿部由香

おひとりさまの未来に安心を。 ファイナンシャルプランナー・相続診断士の阿部由香が、40~50代の働く女性に向けて、人生後半の「お金と暮らしの備え」をわかりやすく発信していま...

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