BLOG

ブログ

「相続税って、うちは関係ないですよね」

これまで、そう思っていた方も多いかもしれません。
ですが最近、その前提が少しずつ変わってきています。

相続税がかかる人の割合は、最新のデータで10.4%
つまり、10人に1人は相続税の対象になっているということです。

「資産家だけの話」
「特別な人の話」

そう言い切れなくなってきた現実があります。


相続税がかかりやすい人の共通点

相続税がかかるかどうかは、
収入の多さよりも「財産の持ち方」に左右されます。

一般的に、次のような特徴がある方は、
一度確認しておいたほうがよいケースが多いです。

  • 不動産を複数所有している
  • 自宅や所有不動産が都市部にある
  • 預貯金や金融資産が比較的多い
  • 会社のオーナー、個人事業主である
  • 相続人が少ない
  • 配偶者がいない(または将来、二次相続が想定される)

ここで大切なのは、
特別なお金持ちでなくても当てはまる人がいるという点です。


本当に困りやすいのは「税額」よりも…

相続税の話というと、
「いくらかかるのか?」に目が向きがちですが、
実際に負担になりやすいのは別のところです。

それは、納税資金をどう準備するか。

財産の多くが不動産の場合、

  • すぐに現金化できない
  • 売却には時間がかかる
  • 家族の気持ちがまとまらない
  • できれば売りたくない

こうした理由から、
「資産はあるのに、現金が足りない」
という状況が起こりやすくなります。

この状態で相続が発生すると、
税金の問題だけでなく、
家族の負担や迷いが一気に大きくなってしまいます。


相続税の準備は「決断」ではありません

ここでお伝えしたいのは、
相続税の準備は

まず必要なのは、

  • そもそも相続税がかかりそうか
  • かかるとしたら、どのくらいになりそうか

この2つを整理して、
判断できる状態に戻ることです。

見えてくると、
不動産の整理、分け方、現金の備え方など、
次の選択肢を落ち着いて考えられるようになります。


「今すぐ何かしなきゃ」ではなくて大丈夫です

もし今、

  • うちは関係ないと思っていたけれど、少し気になった
  • 家や預貯金のことを考えると、なんとなく不安が残る
  • 家族に迷惑をかけたくない気持ちはある

そんな感覚があれば、
それは「決断のタイミング」ではなく、
一度、状況を確認するタイミングかもしれません。

ホーム » 阿部由香のブログ » 【相続税がかかる人】ついに10人に1人へ。「うちは関係ない」を見直すタイミング
記事一覧
阿部由香

おひとりさまの未来に安心を。 ファイナンシャルプランナー・相続診断士の阿部由香が、40~50代の働く女性に向けて、人生後半の「お金と暮らしの備え」をわかりやすく発信していま...

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。