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20代・30代女性は転職先も悩みますが、退職のタイミングでお悩みも方も多いです。

今日は、損しない退職のタイミングについてお話しします。

【退職予定でもボーナスはもらえるのか?】

ボーナスは、支給日以前の過去の実績によるものですので、有給消化中であっても支給日に在籍している場合は、基本的にボーナスはもらえます。ですが、支給日以前に退職予定であることが分かっている場合、減額されることがあります。就業規則によっては全額もらえないことも…。

また、有給については消化できない場合、会社に有給を買い取ってもらう方法もあります。ですが、買取は会社の任意で、退職後の請求は出来ないので、有給の買取をしてもらいたい時には、退職前に交渉しましょう。

 

【1か月の内、どのタイミングで退職するのがお得か?】

会社員の場合、健康保険料や厚生年金の半分は会社が負担してくれています。ですが、退職日の翌日にこの資格が無くなりそれ以降は、全額自分で支払わないといけなくなります。会社が半分負担してくれるのは、この資格の喪失日の前月まで。健康保険料や厚生年金は日割りではなく月単位での納付ですので、この資格を失った日が何月かによって自己負担になるタイミングが変わってきます。

例) 12/30 以前   に退社→12月から自己負担

12/31(月末)に退社→ 1月から自己負担

月末に退職した方が1か月分自己負担が減るためお得になります。月末が土日祝や年末年始で休日である場合、会社から退職日は勤務日にするように言われることがあるので、月末が平日の月に退職する方が無難です。

例外として、退職後すぐ家族の扶養に入る場合は、自己負担が無いので月末より前に退職する方がお得になります。

 

【雇用保険(失業保険)はいつもらえる?】

雇用保険は退職後すぐもらえるわけではなくハローワークに申請後、自己都合は7日の待機期間と2カ月の給付制限を明けてからやっと支給されます。退職日からではなく、離職票をハローワークに持っていき雇用保険の手続きをしてからのカウントになる点に注意です。早く受け取るために、離職票が手元に届いたら、その日の内に申請に行きましょう。この約3か月を乗り越えるための生活費も事前に確保しておきましょう。

また、雇用保険を貰うためには、雇用保険の加入期間が12カ月以上必要です。まだ、12カ月に満てない人は、転職先が見つかってから退職することをおすすめします。

 

【転職に適した時期】

求人が多くなるのは、2月、6月、10月。逆に求人が少なくなるのは会社の人が忙しい時期、休暇が多い5月・8月・12月。退職者の多い年度末で辞めたい人は2月から、年度末までしっかり働いて異動してきた人に引き継ぎ後に有給消化してからの退職希望の方は6月から、年末で辞めたい方は10月ごろから転職活動を始めるとスムーズに次が決まりやすいです。

 

結論

20代・30代女性の転職で損しない退職のタイミングとは…【ボーナスを受け取り、有給消化した月末】です。

たった一日でも、もらえる金額、支払う金額が変わってくるので、損しないタイミングで退職できるように逆算して退職・転職計画を立てましょう。

 

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中野晴香

大学卒業後、金融機関の窓口で働いていましたが、将来を考えた時、預金だけでは足りない!もっと他の力が必要だと気付きました。これを他の人にも伝えたい、そして、もっと一人一人...

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