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こんにちは!大分でファイナンシャルプランナーとして活動してる中野晴香です。

今回のテーマは『塾代』

受験を控える子どもたちにとって塾は欠かせない存在ですが、意外と費用がかかることをご存じですか?

塾代が予想以上に高額だと、せっかく大学進学のために貯めていたお金を切り崩してしまうことも…。


そんな事態を避けるためにも、塾代の相場や補助金制度について事前に知っておくことが大切です。今回は『塾代がどれくらいかかるのか』『どんなサポートがあるのか』を分かりやすくお伝えします。

大分の塾代の現状

大分県の高校生が塾に通う場合、個別指導塾や受験対策塾の費用は年間で15万円~60万円程度が一般的です。受験学年や通塾回数、夏季・冬季講習の有無によっては、年間100万円近くかかるケースもあります。

中学生の場合も、週1~2回の通塾で年間15万円~30万円が目安ですが、受験期や講習を追加するとさらに負担は増えます。

「学資保険がまだ満期になっていないのに、塾代の捻出はどうする?」「大学資金として準備したお金が、入学前に塾代で消えてしまうかも…」と不安になるご家庭も少なくありません。

大分の教育事情と使える補助金

大分市では、経済的な理由で塾に通うのが難しい中学生を対象に「学習塾費用助成制度」があります。

就学援助や生活保護受給世帯などが対象で、月額上限1万円(中学3年生の7・8・12・1月は1万5千円)まで市が負担してくれます。指定塾で利用でき、申請が必要です。

ただし、この制度は主に中学生向けであり、高校生や大学受験を見据えた塾代まではカバーしきれません。

また、私立高校進学時には国や県の授業料支援金制度もありますが、塾代や教材費などは対象外です。

大学進学でかかるお金

大学進学には、入学金・授業料のほか、教科書代や生活費など多くの費用がかかります。大分大学の場合、入学金282,000円、授業料は年額535,800円で、初年度は合計約82万円ほど。私立大学では、初年度納入金が120万円~150万円を超える学部も珍しくありません。また、教科書代や実習費、サークル費用、下宿の場合は家賃や生活費も必要です。(詳しくは、下の動画でご確認ください)

さらに、国の「高等教育の修学支援新制度」や奨学金、授業料減免などの制度もありますが、世帯収入や資産によって対象が限られます。

まとめ

塾代や大学進学費用は、想像以上に家計への負担が大きいものです。助成制度や奨学金を上手に活用しつつ、早めに教育資金の準備を始めることが、お子さんの選択肢を広げるカギになります。

「うちの塾代や進学費用はどれくらい?」「補助金は使える?」と気になった方は、ぜひ一度ご家庭の教育資金を見直してみてください。

今から対策を始めれば、安心してお子さんの未来を応援できます!

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中野晴香

大学卒業後、金融機関の窓口で働いていましたが、将来を考えた時、預金だけでは足りない!もっと他の力が必要だと気付きました。これを他の人にも伝えたい、そして、もっと一人一人...

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