今からスタート!【2000万円】貯める方法
大分で、ライフプランサービスを主軸に活動しているファイナンシャルプランナーの中野晴香です。
20代の時にやっておけばよかったランキング・30代でやるべきことランキング・40代やらずに後悔したランキング
このようなランキングで、どの年代でも【第1位】だったものは【投資・資産形成】
なぜ、【投資・資産形成】がどの世代でも1位にきたのか…
それには、理由があります。
【投資・資産形成】は、
値動きが変動する資産を活用していくため、リスクを抑えて安定した成果が出そうとすると、とにかく時間がかかる。
だから、1日でも1ヶ月でも早く始めた方が、軽い負担でラクに効率的にお金を増やすことにつながりやすいからです。
今回は、
【老後2000万円を65歳までに貯める】を例に
資産形成をスタートするタイミングによって
実際にどれくらいの差になるか見ていきます。
15年先延ばしにした場合
働き始めてすぐ始めた20歳 / 結婚や出産など将来の方向性が決まってくる35歳 / 子育てを終える頃である50歳
で比べてみると…
2000万円を65歳までに貯める為に必要な月々の負担額は
20歳:約 37,000円/月
35歳:約 56,000円/月
50歳:約110,000円/月
夏休みの宿題と同じでゴールが決まっている場合、早めに取り組んだ方が1ヶ月あたりの負担は小さくなります。
【投資・資産形成】の力を活用すると…
(運用利率5%の場合)
20歳:約 10,000円/月
35歳:約 24,000円/月
50歳:約 75,000円/月
35歳は、20歳の2.4倍の努力が必要
50歳は、35歳の3.1倍、20歳の7.5倍の努力が必要になります。
ちなみに、この場合
2000万円の資金を作るために積み立てた総額は、
20歳:約 533万円
35歳:約 865万円
50歳:約1,347万円
また、投資・資産形成は、銀行預金のように毎年決まった利率で増えるわけではありません。
元本割れのリスクを軽減して、この仕組みを上手に活用していくためには数十年単位での時間が必要です。
だからこそ、
1日でも早く始めることが、失敗しない・後悔しない資産形成を考えるポイントです!
1ヶ月、1年先延ばしにした場合
今月から30年間で、運用利率5%で老後資金2000万円を資産形成した場合を考える。
この場合の毎月の積立額は
今月からスタート→ 2.40万円
来月からスタート→ 2.42 万円
来年からスタート→ 2.56 万円
来月からスタートした場合は、月々200円アップ。
「たったこれだけなら大丈夫!」と思うかもしれませんが、この積み立て金額が29年11ヶ月続くわけです。
つまり、
今月からスタートするのか
来月からスタートするのか
この【たった1ヶ月】で、
将来、同じ金額を準備するために
合計で約5万円も多くの積立金が必要になります。
さらに、
来年(1年後)スタートした場合…
今月からのスタートとする時と比べて、合計で約27万円多くの積立金が必要になります。
1年早く始めるだけで、旅行代が無料で付いてくるようなイメージですね。
「また今度…」
「時間がある時に…」
と考えていたら
1年なんて、あっという間に過ぎてしまいます。
実際に、
資産形成を「昨年から」考えていた
なんて方も多いのではないでしょうか?
将来のお金に関しては、
1日でも早い行動で、
賢くお得に貯めていきましょう!
そして・・・
数年後、数十年後に、
○○歳の時にやらずに後悔したことランキングのアンケートで【投資・資産形成】に投票する未来を変えましょう。
だからといって、
無理な金額で資産形成を始めてしまうことは資産形成の失敗に繋がってしまいます。
現状を【見える化】して、
NISA、iDeCo、変額保険…など
ご自身にあった金融商品を選んで、バランスのとれた資産形成をしていきましょう。
【アンケート調査 参考】
松井証券株式会社 / Spicomi調査 / 株式会社 UOCC
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