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毎日ニュースで流れている為替相場。

「海外旅行する予定もないし日本で暮らしている私には関係ないわ!」…と思っていませんか?

実は、日本にずっといる人こそ、円高・円安による大きな影響を受けています。実際にこの1年、円安の影響で物価上昇を実感した方も多いのではないでしょうか?

今回は、【為替変動による影響】と将来後悔しないような【リスク分散した資産形成】についてお伝えします。

円高・円安とは?

まず円高・円安このについて見ていきますね。

【円高】とは、日本のお金である円の価値が他の国のお金より上がることを言います。

例えば、1ドル=120円だったのが、円高になって1ドル=100円になると、円の価値が上がって、ドルの価値が下がります。

→円高になると物がいつもより安く買えるようになるので、海外旅行や留学をお得にすることができます。

 

【円安】とは、日本のお金である円の価値が他の国のお金より下がることを言います。

例えば、1ドル=120円だったのが、円安になって1ドル=140円になると、ドルの価値が上がって、円の価値が下がります。

→物の値段が上がり生活費がかさんできます。外貨を持っている人はこのタイミングで、円に換えるとお得です。

文字だけでみると円高が1ドル140円の時、円安が1ドル100円の時と思ってしまいそうですが、これは逆です。

日本に住んでいても大きな影響を受ける理由

なぜ日本に住んでいても、なぜ円高・円安の影響を受けるのか。

それは、日本が食料やエネルギーなど生活をする上で必要不可欠な資源や原材料を海外から輸入しているからです。

【円安】になると、輸入品の価格が上がってしまうため、日本国内の物価が上昇します。それによって生活費や商品の値段が高くなる為、私たちの支出が増えてしまいます。

日本の製品が海外で安くなるというメリットはありますが、他の国の製品と比べて価格が安くなり日本の企業が利益を出しにくくなります。そうなると私たちのお給料は上がらない、もしくは下がってしまう可能性が出てきます。

私たちがお買い物に行って実際に支払うのは日本円ですが、生活を輸入に頼りきっている日本では、為替の影響を受けざるを得ないのです

リスクを抑えた資産形成

今後、円高になるか円安になるかは専門家であっても断言できません。

では、どうしていけば良いのか、そんな私たちが取れる対策として、おススメしているのが外貨を持つことです。

日本円だけではなく他の国の通貨を持つことで、

【円高】の時は日本円を使って生活、【円安】の時は外貨の価値が上がっているので、それを日本円へ両替するとお金を増やすことができ、【円高でも円安でもどっちでも良い】という状況を作ることができます。

『将来、海外旅行や留学がしたい』

『円安による物価上昇に備えたい』

『資産形成をしていきたい』

という方は、≪通貨の分散≫という視点も意識されてみてください。

 

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中野晴香

大学卒業後、金融機関の窓口で働いていましたが、将来を考えた時、預金だけでは足りない!もっと他の力が必要だと気付きました。これを他の人にも伝えたい、そして、もっと一人一人...

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