「失敗する不動産投資~実は、自宅選びにも必須の視点を大公開!!~」
これをご覧いただいているあなたは、不動産投資をしたことがありますか?
今日は、令和のママさんが絶対に知っておくべき、失敗する不動産投資の3つの特徴をお届けします。
「いやいや。日高さん、私不動産投資なんてしないし。」
「ネットで不動産投資に興味があったの」
その人その人で状況が違うと思います。
でも、この視点を持つことが、実は個人の家づくり・住まいづくりに直結しますし、
なによりも、この考え方・どこに視点は子育てにも絶対役立ちますので、
是非、ご確認いただければと思います。
さて、私は8年位前、物販・卸の自営業をしていたのですが、当時は、ベンチャー企業の社長と接することが多々ありました。そこで、誘われたんです。
「YOU、年収〇00万円あるなら、アパート建てちゃいなよ」
「1億借りれるよ!不動産収入、得ちゃおうぜ!やっちゃえやっちゃえ!」
って・・・・。
すみません、誇張しすぎました笑
でも、日常会話の中でポンと出てきたその言葉に私は目が点でした。
サラリーマン世帯の我が家が不動産収入?
億を借りることができる!?
夢、広がりますよね!
「不労所得」「働かなくても毎月、安定収入。」
「子どもと遊びながら」「ランチもできて」「ストレスもなくて」
私も妄想はたっぷりして、捕らぬ狸の皮算用までしました。
が、
結論から言うと、私はそのお誘いは断りしました。
あの時断ったのは、単なる直観でしたが、
いまでは、知識を得て、なおのこと、あの時お断りしてよかったと思っています。
なぜなら、この大分で不動産ビジネスを何も知らない素人が個人でするには、リスク幅が大きすぎるから。
当時の私の知識量・行動力では、負担が大きすぎ、リスク回避ができず、もしかしたら最悪の事態になっていたかもしれません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
ここからが、個人のおうち・住まいづくり
そして、
子育てに関連してきます。
<失敗の原因①>「お金が借りられること」
私が失敗しそうになった最大の盲点はなんだと思いますか?
お金がほしかったから?
取らぬ狸の皮算用したから?
いえいえ、
実は
「お金が借りられる」ということでした。
「できるよできるよ」
「だって貸してくれるもん」
その言葉に夢がふくらむんですよね・・・。
「だって、銀行が貸してくれるってお墨付きが出るってことはもしかしたらできるんじゃないかしら?」
当時、無知だった私はそう思ったんです。
ほんと、今考えると無知だったし、家族を地獄に引きずり込むところでした。
改めて定義しますが、銀行ってお金を貸してくれるところなんです。
令和時代の金融機関の融資事情はご存じでしょうか?
銀行の経営難の背景もあり、低金利なうえに融資の条件がゆるくなってきています。
もちろん、返す見込みがある人に限られますが、私たちFPの視点から見ていつもお話するのは、
「借りられる額」と「返せる額」は違うということです。
特に子育て世代はこの視点に加えて必要な視点が残り2点あります。
令和時代、これを意識する人・知らずにいる人で、
家計破綻だけでなく、家族がバラバラになってしまう。
そんな危険性も大いにあると私は思います。
なぜなら・・・。
不動産はその名の通り、動く資産ではないので、手放したくても手放すことすらお金がかかるものだからなんです。
<失敗の原因➁>「その時の支出で考える」
子育て世代が不動産について考えないといけない視点2つめは、
「その時の支出だけで考えないこと」
子育て世代が家を欲しいと思う時期って
お子さんが未就学の時期までが一番高まります。
その時期のお財布事情をみて、
これくらいだったらちょっとがんばったら払えるかも・・・。と、考えがちですが、
その時期って、家族の人生の中でほとんどお金がかかっていない時期なんです。
特に、令和時代って保育料無償化ということもあり、未就学のおうちは、習い事を多くしなければ、子ども費に対してほぼお金がかかりません。
だから思ってしまいがちなんです。
「払えるかも!」って。
これが大きな落とし穴。
私がライフプランを建てる中で、ローンの利息までこめた総払い込み額を把握されていないおうちのかたが増えてきています。
また、ここから先、お子さんに対する支出・現状の中学生の塾代なども把握されていないご家族も増えてきました。
家のトイレやキッチンはめっちゃ高いですけど、あれ、消耗品なんです。
10年ごと20年ごとに買い替える消耗品。
その買い替えるタイミングとお子さんの課外活動費が一番高まる時期が重なることも多々あり、
お母さんもお父さんも朝から晩まで働いて、家族の時間がほぼ取れず、家族の心がバラバラになることも・・・。
これも、また失敗のひとつにつながります。
<失敗の原因➂>「不動産は資産であるのに、その資産価値を理解しない」
昭和時代は家を持つことは「夢」でした。
平成時代は「ステータス」でした。
では、令和時代はどうでしょうか?
所有より共有という世界になりつつあるなかで、
一つの場所にとらわれることなく、動ける自由度を持つこともひとつの視野にいれるともっと生きやすくなる、暮らしやすくなる時代です。
子育て支援コンサルタントとして、いつも胸が痛いのですが、昨今、お子さんの自殺が増えています。始業式前に文部省が文書を出すほどに・・。
お子さんが学校環境になじめない場合に、お引越しができる余力を残してあげてくと、どんなに生きやすいかと思います。
所有することだけでなく、手放すことも視野にいれないと、大失敗です。
まだまだ、お伝えしたいことはたっぷりあるのですが、
「家に求める機能」これをご家族間で是非共有してください。
そのうえで、ライフプランを建てて、見合ったおうちをセレクトする。
ほんっとーに多いのですが、
家を持ったら幸せになると勘違いしてはいけません。
家が主役じゃない。
家は、家族、ご夫婦が暮らしていくための単なる手段のひとつです。
だからといって、家を購入することをあきらめてって言ってるわけではありません。
家族・ご夫婦が主役なんです!
是非、その点を忘れずに、住まいづくりをすすめられてくださいね!
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子育て支援コンサルタント ライフコンサルタント 投資診断士
日髙叔子
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