延命治療・安楽死について考える
みなさん、こんばんは!行政書士の坂本です。
昨年、脚本家の橋田寿賀子さんの「安楽死で死なせてください」が
話題になりましたが、みなさんご存知でしょうか?
平成29年度の内閣府の調査において、
総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は27.3%。
この15年間でおよそ10%以上上昇しています。
その中で、「死」についての自己決定権について
私たちは考えなければならない時期を迎えているかもしれません。
なぜなら、
急激な高齢化によって医療費などの社会保障費が増大し続け、
日本の財政を圧迫しています。社会保障費が毎年1兆円規模で増加し、
近年では社会保障費が予算全体の約3分の1を占めます。
その上、少子高齢化は今後も止まることはなく、
財政は一層深刻化することが予測され、
高齢者の税負担がより求められるようになってきます。
このような外部環境を含め、延命治療や安楽死といった「死への考え方」が
今後急激に変化してくるかもしれません。
長寿高齢化社会が円熟した「日本」だからこそ私たち一人ひとり
「死」についてもう一度考えなおさないといけないかもしれません。
この記事へのコメントはありません。