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<本当は40歳から使える介護保険制度>

介護保険制度の仕組み
40歳になると、
毎月のお給料から天引きされる介護保険料。

介護保険料<介護サービスを受けた時に多くの人が1割負担になる>

介護

この保険料、高齢化が進み、
介護保険を利用する方が増えたこともあり、
実は年々増えています。

お給料が上がってるはずなのに、
上がった感触がないのは、
こういう税収も大きく関係していると思います。

問題は、この介護保険料、
徴収する時は、
なんの断りもないのですが、

受給する時には
申請しないともらえません。

これをご覧の皆様には、
介護保険の受給資格の仕組みを知るとともに、

将来に向けて、老後資金を貯めないといけないその理由もお伝えしていきます。

(2019年11月末現在)

<介護保険制度>
40歳以上の国民が納める保険料と税金で運営。
サービスを受けるためには運営主体である市区町村の認定が必要

サービス
「要介護」か「要支援」で受けられるサービス・個人負担額が大きく違います。

<第1号被保険者>
(要介護状態1~5)65歳以上の寝たきりや認知症などで常に介護を必要とする状態
(要支援状態1~2)常時の介護まで必要ないが、日常生活に支援が必要な状態

ただ・・・こちらを知らない方が多いんです!

実は40歳から使える!!!

↓↓↓

<第二号被保険者>
40歳から64歳迄(特定疾病により要介護状態や要支援状態になった場合)

初老期の認知症、脳血管疾患など16の特定疾病により
要介護状態や要支援状態になった場合

<介護保険サービスを受けられる16の特定疾病>

がん末期
関節リウマチ
筋萎縮性側索硬化症
後縦靱帯骨化症
骨折を伴う粗鬆症
初老期における認知症
パーキンソン病関連疾患
脊髄小脳変性症
脊柱管狭窄症
早老症
多系統萎縮症
糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
脳血管疾患
閉塞性動脈硬化症
慢性閉塞性肺疾患
両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

 

<間接リウマチ>は、

この保険が使えることを知らずにいらっしゃる方も多いのではないでしょうか・・・

では、具体的には
どんな介護サービスがあるのでしょうか

介護保険制度で受けられるサービス

「在宅(居宅)サービス」
「施設サービス」
「地域密着型サービス」
の三種類があり、
今日はこの中の

在宅サービスを主に取り上げます。

「在宅サービス」
・訪問介護
入浴・排泄・食事などの(身体介護)や
家事援助(生活線所)

「デイサービス」
・日中だけ施設で過ごす

「ショートステイ」
施設に短期間泊まる

「福祉用具貸与」
ベッドや車いすをレンタル

「訪問看護」

「訪問入浴介護」

などがあります。

介護度別又、本人の合計所得別に
支給限度額に範囲があり、

範囲内であれば1割負担、
それ以外はすべて自己負担となります。

介護サービスごとに
「単位数」が決められています。

この金額を越えた分は自己負担になります。

介護認定ごとの支給限度額↓↓↓
1ヵ月あたりの支給限度額(自己負担1割)

要支援1
50,030円(5,003円)

要支援2
104,730円(10,473円)

要介護1
166,920円(16,692円)

要介護2
196,160円(19,616円)

要介護3
269,310円(26,931円)

要介護4
308,060円(30,806円)

要介護5
360,650円(36,065円)

※支給限度額は標準的な地域の例です。
大都市の場合、介護サービスの内容に応じて利用料が高くなると、
支給限度額は上記よりも高くなります。

※支給限度額を超えた分は金額自己負担になります。
また、施設における食費や居住費は
公的介護保険の給付の対象にはなりません。

※2019年11月現在

支給額を越えた
自己負担が
実質どれくらいかというと・・・

例えばの目安でしかなく、
各個人のケアマネージャーさんのたてる
ケアプランによって大きく異なるのですが・・・

介護サービス・医療費などが
1割負担の場合

要介護1の方で2万円弱

要介護3で3万円弱

要介護5で10万円弱

これらの金額が生活費とは別にかかると言われています。
これにおむつ代や病院への移動費などは
別になるので・・・

これらの出費が先が見えない形でかかってくる。
と考えると、

やっぱり
貯蓄をどう崩していくのか、
持ってる資産を守る・殖やす
又、
どんな風にサービスを選ぶのか、

心と身体とお金のバランスを整える
セカンドライフプランが必要になってくる!

そう、思います。

自分らしいセカンドライフプラン

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日高叔子

日高 叔子 子育て支援コンサルタント・ライフコンサルタント 元保育士・幼稚園教諭の経験をもとに子育て相談を受けていました。 お金の学びをしたときに、 家計を守るお母...

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