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同じ大分県なのに、
介護保険料にこれだけ差があること、ご存じですか。

医療保険やがん保険を、
更新型の民間保険から終身型に見直した――
そんな方も増えてきました。

「これで保険料は一生変わらない」
「家計の見通しが立って安心」

そう感じている方は多いと思います。
実際、終身型にすることで
毎月の支払いが一定になり、家計はとても把握しやすくなります。

これは、間違いなく大きな安心の一つです。

ただ、ここで少し視点を変えてみたいのです。


終身なのは「民間の保険」だけ

私たちの生活を支えている
医療・介護・年金といった公的保険制度

実はこれらはすべて、
定期的に見直される“更新型”の制度です。

特に介護保険は、
法律で3年ごとに制度全体の見直しが行われています。

保険料、自己負担、サービス内容。
これらは「将来も固定される前提」ではなく、
変わることを前提に設計されている制度なのです。


大分県内でも、介護保険料には差があります

では実際に、
大分県内の介護保険料(第9期・基準額/月額)を見てみると、

  • 大分市 約6,800円台

  • 由布市 約6,400円台

  • 豊後大野市・津久見市 約6,200円台

一方で、

  • 姫島村 約4,700円台

  • 国東市 約5,400円台

といった自治体もあります。

同じ県内であっても、
住んでいる地域によって負担額は大きく異なります。

そしてこの金額は、
今後もずっと同じとは限りません。


公的保険は「所得」によっても変わる

もう一つ、知っておきたいポイントがあります。

公的保険の負担は、
所得に応じて変わるということです。

収入が増えれば保険料が上がり、
同じサービスでも自己負担割合が変わることがあります。

つまり、

「今いくら払っているか」よりも
**「将来、どの立場になるか」**で
負担の形が変わっていく制度だということです。


「終身にしたから安心」で止まっていないか

民間の保険を終身型にすることは、
家計が整理しやすくなり、
支払いの見通しが立つという意味で、とても大切な選択です。

ただ、それは
安心のすべてが整ったということとは、少し違います。

公的保険は更新され、
負担は制度や所得によって変わっていく。

この前提を知ったうえで、
自分はどう備えていくのか。


2026年は「なんとなく不安」から一歩進む年に

不安だから動く、ではなく。
目的があるから行動する。

2026年は、
保険・貯蓄・公的制度を
一度つなげて見直してみる年にしてみませんか。

安心は、
「一つ整えたら終わり」ではなく、
人生に合わせて形を変えていくものなのかもしれません。

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日高叔子

日高 叔子 子育て支援コンサルタント・ライフコンサルタント 元保育士・幼稚園教諭の経験をもとに子育て相談を受けていました。 お金の学びをしたときに、 家計を守るお母...

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