税金を好きな商品に変えられるおトクなふるさと納税。キャンペーンをするサイトが増え、制度の仕組みから考えてみても、毎年12月にお申込みされる方が多いふるさと納税ですが・・・

10月からルール変更により【改悪】されてしまいます。

ですので、今年は9月にふるさと納税をするのがおすすめです！

10月から何が変わる？

返礼品は、寄付金の30%までと決められており、例えば『1万円の寄付金に対して3,000円相当のお肉』など、今まではこの枠いっぱいまで使っている自治体が多かったです。

ですが、自治体にもっとお金が残るように、総務省がルールを厳格化したことにより、この30%の枠いっぱい使えなくなる自治体が多くなると予想されます。

そのため、9月までは『1万円の寄付金に対して3,000円相当のお肉』がもらえていたのに、10月からは、この同じ3,000円相当のお肉をもらうために、1万1千円かかる、というような事態になる可能性があります。

簡単に言うと、ふるさと納税の『値上げ』です。今月するのか来月以降のお申込みかの違いでもらえるものが変わってくる場合があるので、今年はぜひ、お早めに！

9月のふるさと納税の注意点

ただし、9月にふるさと納税をするにあたって、注意が必要な点があります。

ふるさと納税の寄付金の控除限度額を計算するために、昨年の源泉徴収票を参考にされる方も多くいらっしゃると思いますが、今年のふるさと納税の寄附金の控除限度額は、今年の1月1日～12月31日の年収をもとに計算されます。

9月時点では、今年の10月〜12月分のお給料をもらってない状態です。

そのため、9月に1年間の年収を予想して、ふるさと納税してしまい、仮に、病気や怪我で働けなくなって収入が減ってしまったり、退職して収入がなくなった場合には、今年の寄付金の控除限度額が予想より下がり、ふるさと納税をしようとして出したお金が、返礼品を商品として高く買っただけの『ただの寄付金』になってしまうことがあります。

おすすめの返礼品

最後に、お得感のあるおすすめの返礼品をお伝えします。

訳アリ商品

「賞味期限が近い」「傷あり商品」「規格外商品」など、来店型のお店でもセールになっていたり、アウトレット商品として売られているような、いわゆる【訳アリ商品】は、ふるさと納税でも、通常よりも量が多くなっていたり、お得感を感じる商品です。

旅行に行きたい自治体の商品

ふるさと納税をすると、その寄付した自治体のパンフレットや地元で使える感謝券などがもらえる場合があります。行ってみたいなと思っている地域があれば、そこにふるさと納税をしてみるのも1つの手段です。訪れた際には、あなたの税金で街が綺麗になっているかもしれません。

人気ナンバーワンのお米

ふるさと納税で人気の高い「お米」。お店で買うと家まで持って帰るのが一苦労ですが、ふるさと納税であればご自宅まで届けてくれるので、とても便利です。数回に分けて届く定期便を使うと、割引になる場合もあり、さらにお得です！

今年のふるさと納税に限っては、9月までがお得ですが、注意点があることもお伝えしました。

手堅く、9月まで働いた分までをふるさと納税して、残りはポイント還元などのキャンペーンが開催されることの多い12月にするのか、「その時はその時！」と何事もないことにかけて、予想される1年分の控除限度額いっぱい9月にふるさと納税しまうのか、この機会に、ご検討してみてはいかがでしょうか？