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マイホームを検討されている方から、最近よくこんなご相談(きっかけ)をいただきます。

「日高さん、最近の住宅ローンって、うつ病やケガで働けなくなってもローンがゼロになる保険(団信)があるんですよね? これなら安心ですよね?」

確かに、「すべての病気やケガをカバー」と聞くと、家族を守る最強の盾を手に入れたような気持ちになりますよね。私が家を建てる立場でも、すごく魅力的に感じます。

でも、少しだけ「別の視点」からこのニュースを読み解いてみませんか?

なぜ今、金融機関はこぞって「手厚い保障」をアピールしているのでしょうか。 それは、裏を返せば「これから先、何十年もローンを払い続けることへの不安」を抱える人が、それだけ増えているということの現れでもあるんです。

この手厚い保障には、多くの場合「金利の上乗せ(例えば+0.3%など)」というコストがかかります。 「たった0.3%なら、毎月数千円だし……」と思うかもしれません。

でも、実際、シミュレーションをするとこれだけ違います。

住宅ローン比較シミュレーション

少しの違いですが、計算してみると大きな差になることが分かります。

先日、あるお客様とこんなお話をしました。 「〇〇さん、10年前のスーパーのレジ袋いっぱいの買い物と、今の買い物、同じ1万円でも中身の量って全然違いますよね?」 「そうなんですよ、最近本当に何でも高くて……」 「そうですよね。実は、住宅ローンで一番怖いのは『病気』だけではなく、『見えない支出(物価上昇)』と『金利上昇』のダブルパンチなんです」

ローンがゼロになるという「もしもの安心」のために毎月の支払いを限界まで引き上げてしまうと、いざ金利が上がり、電気代や食費が高騰したとき、「健康なのに、毎日の食卓が寂しくなってしまう」「子どもの習い事を一つ我慢させなきゃいけない」という本末転倒な未来がやってくるかもしれません。

今の時代に本当に必要なのは、商品のスペック(保障の手厚さ)を比較することではありません。

「物価が今より上がっても、家族で笑って外食に行けるか?」 「金利が上がっても、子どもが希望する進路を応援してあげられるか?」

この「実感」を伴う未来の数字を、一度ご自身の目で確認してみることです。

最新のローン商品を選ぶ前に、まずは「これからの35年、どんな風に笑って過ごしたいか」、そのためのたった一つの重要な計算があります。ご自身の家計ではどうなるか、気になった方はいつでも聞いてくださいね。

それでは、また次回のブログでお金と暮らしの情報をお届けしますね。

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日高叔子

日高 叔子 子育て支援コンサルタント・ライフコンサルタント 元保育士・幼稚園教諭の経験をもとに子育て相談を受けていました。 お金の学びをしたときに、 家計を守るお母...

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