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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの利光です。

今日は老後の生活費の財源についてお話しようと思うのですが

老後の生活費の財源を聞かれるとほとんどの方が

公的年金で賄うと答えると思います。

しかし、いつもニュースで取り上げられる

公的年金の話題は現役世代の私たちも

悩むだけでなく現在、年金を受給している人も

困ってしまう話題ばかりです。

実際、公的年金の平均受給額は平成28年度で

見てみると国民年金が55,373円、

厚生年金が145,638円となっています。

もちろん平均ですのでこれより多い

ご家庭もありますし、少ないご家庭もあると思います。

さらに夫婦世帯で見てみるとご主人が現役時代、

会社勤めをされてて、奥様が専業主婦だった場合、

平均受給額は約22万円となっています。

しかし、逆に支出でみてみると総務省の家計調査では

セカンドライフ世帯の一か月の平均支出額は

25万円となっています。

先ほどの年金の平均受給額と比べると分かるように

平均だけ見ても毎月3万円のマイナスで

年間でみると36万円、10年間で見ると!

何と!360万円もマイナスになってしまいます。

ここのマイナス分を補填するために

貯蓄を取り崩したり、年金を受給しながら

働いて賄うという方が多いようです。

現在、年金の支給開始年齢は65歳ですが

実は支給開始年齢を60歳~70歳の間であれば

変更することが出来ます。

65歳からもらうはずの年金を60歳から65歳に

なるまでの年齢で繰り上げて受け取ると

早く年金を受け取れるため、60歳で退職し、

生活費が必要な方はとてもいい制度です。

しかし、早く受け取る分、金額は65歳から

受け取るよりも減額して受給することになります。

具体的に65歳から月20万円受け取る予定だった方が

60歳から受け取ると月14万円になってしまいます。

繰り上げて受け取る最大のメリットは

早く受け取れるということですが、デメリットは

長生きすればするほど65歳から受け取るよりも

トータルの受取額が少ないということです。

もう一つ、年金を65歳から受け取らずに

65歳以降に繰り下げて受け取る方法もあります。

しかし、この受給方法で受け取ってる方は

平成27年度で見てみると60歳から65歳の間に

繰り上げて受給している人は全体の

35.6%に対し、繰り下げて受給している人は

1.4%しかいません。

ただ繰り下げて受給することにより、

今度は毎月の年金額は増額して受給することが出来ます。

具体的に先ほどの例で65歳から月20万円受け取る

予定だった方が70歳から受け取ると月28.4万円

受け取ることが出来ます。

70歳から受け取る場合は65歳から受け取るより

8.4万円増えてますので年間約100万円

多くもらうことになります。

しかし、65歳から5年間は受け取ってませんので

70歳まで月20万円だとすると1,200万円

もらってないことになります。

果たしてどちらが年金を多くもらえるのでしょうか

これを計算してみると大体82歳を超えると

70歳から受け取る方が多く年金を

受給することが出来ます。

平成28年の厚生労働省のデータによると

65歳の方の平均余命は男性が19.55年で

女性が24.38年と82歳の年齢を大きく上回っています。

現在、ご存知のように年々、平均余命は延びています。

さらに65歳を迎えても退職せずに

働いている方も増えています。

それを考えると年金の受給方法も

変えていくことでセカンドライフを迎えた時に

より多くの年金を受給することが出来ます。

現在、年金だけで生活していくのは難しいと

考える方がいる中でこれから年金を受給する方は

ご自分に合った受給の仕方をすることで

楽しいセカンドライフを過ごせるのではないでしょうか。

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利光洋伸

ファイナンシャルプランナー・相続診断士とし て活動中。相続診断士として相続を円滑に進め るためにお客様の相談にのり、ファイナンシャ ルプランナーとして家計のお悩み事の解...

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